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成果を出す中小企業はやっている!伴走支援を活用したDXの進め方

更新日:9月13日

「DXで成果を出している中小企業」と「うまくいかない中小企業」の違いは何でしょうか?

予算規模や社員数ではありません。実際に現場を見ていると、決定的な差は 外部の伴走支援を活用しているかどうか にあります。

DXの取り組みは「システムを導入すれば自動的に成果が出る」ものではありません。むしろ、導入してからが本当のスタートです。成果を出す企業は、外部の専門家と一緒に「正しいステップ」を踏みながら進めています。


ステップ1:小さく始める


多くの中小企業が失敗する原因は「最初から大規模にやろうとする」ことです。

たとえば、最初からSalesforceやMarketoのような大規模システムを入れてしまうと、

  • 初期費用だけで数百万円

  • 専任のシステム担当者が必要

  • 社内に浸透する前に挫折

という結果になりがちです。


一方で、成果を出している企業は HubSpotの無料版や年数万円で利用できるStarter版と、kintoneの少人数利用 から始めています。

  • HubSpot:問い合わせフォームやメルマガを無料でスタート

  • kintone:営業チーム数人で案件管理を試験運用

これなら月数千円〜数万円レベルで始められ、リスクも低く抑えられます。小さく始めることで「成果を出す実感」を早く得られ、現場のモチベーションも上がります。


ステップ2:伴走支援と一緒に設計する


ツールを入れるだけでは、現場は混乱してしまいます。

よくあるのは、

  • 項目を作り込みすぎて入力が面倒

  • データ項目がバラバラで正しく同期されない

  • 営業とマーケの間で「どのタイミングで渡すのか」が不明確

こうした課題を防ぐには、最初から伴走支援と一緒に設計することが大切です。


外部の専門家は、

  • どの項目を最初に作るべきか

  • HubSpotからkintoneへどうデータを流すか

  • MQLとSQLの線引きをどう設定するか

といった実務的なノウハウを持っています。社内担当者がゼロから学ぶのに数か月かかる内容を、最初から正しく設計してくれるのです。


ステップ3:改善を回しながら拡張


DXの取り組みで大切なのは「改善を回す」ことです。

最初からすべてを完璧に作る必要はありません。むしろ、成功企業は以下のように段階的に拡張しています。

  1. 問い合わせ管理 まずはHubSpotのフォームとkintoneの問い合わせアプリを連携。 問い合わせを漏れなく管理できるようにする。

  2. 営業進捗の可視化 次に、案件アプリを整備。商談のステータスを見える化し、誰がどこまで進めているかを把握。

  3. マーケ施策の最適化 最後に、HubSpotの開封データやクリック履歴をkintoneに反映。 「どの施策が成約につながったか」を分析し、次のマーケ戦略に活かす。

改善のサイクルを回しながら、必要に応じて機能を拡張していくことで、現場は混乱せずに定着していきます。


成果を出す企業の共通点


伴走支援を受けながら成果を出している中小企業には、いくつかの共通点があります。


1. 外部の専門家に「型」を作ってもらっている

自分たちで試行錯誤するのではなく、最初に正しい型を設計してもらうことで、失敗を回避しています。


2. 社内は「日常運用」に集中している

専門的な設定や改善は外部に任せ、社内は入力や顧客対応などの「本業」に集中しています。


3. 継続的に改善を回している

導入したら終わりではなく、毎月・毎週の定例で「使ってみてどうか」を振り返り、小さな改善を積み重ねています。


伴走支援の価値を実感した事例


あるお客様では、最初は自社でHubSpotとkintoneを導入しましたが、数ヶ月経っても成果が出ず、現場からは「結局Excelの方が早い」という声が上がっていました。

そこでTOKYO DIGITALの伴走支援を受け、データ設計を見直し、連携フローをシンプルに再構築。1か月後には「営業がすぐにホットリードを把握できる」状態になり、商談化率が2向上しました。



まとめ


DXは「システムを入れること」ではなく「成果につなげること」です。

成果を出す中小企業は、

  • HubSpotとkintoneを小さく始め

  • 外部の伴走支援と一緒に設計し

  • 改善を回しながら拡張しています。

パートナー支援会社と一緒に走ることで、DXは机上の理論ではなく、現実的に成果につながる取り組みになります。

「成果を出す中小企業はやっていること」を、自社でも始めてみませんか?



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