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成果を出す中小企業はやっている!kintoneとHubspot伴走支援を活用したDXの進め方

更新日:12 時間前

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「DXに取り組みたいが、社内に詳しい人材がいない」 「ツールを導入したが、現場で使いこなせず放置されている」


多くの中小企業経営者様から、このようなご相談をいただきます。 「うちは予算がないから」「社員がITに詳しくないから」と諦めてはいませんか?


実は、DXで成果を出している中小企業と、そうでない企業の違いは、予算の規模や社員数ではありません。決定的な差は、「外部の伴走支援」を上手に活用しているかどうかにあります。


本記事では、数多くの中小企業の現場を見てきた経験から、なぜ今「伴走支援」が必要なのか、そして最小限のリソースで成果を出すための「正しいDXの進め方」を解説します。


なぜ多くの中小企業がDXで挫折してしまうのか?


まずは、失敗するパターンの共通点を見てみましょう。多くの企業が陥りがちなのが「丸投げ」「孤軍奮闘」のどちらかです。


1. システム導入自体がゴールになっている(丸投げ)

「このツールを入れれば自動的に売上が上がる」と考え、ベンダーに導入を丸投げしてしまうケースです。しかし、現場の業務フローに合わないシステムは定着しない、ツールを下にPDCAを粘り強く重ねていかない取り組みは、ただのコスト増で終わる場合が多いです。


2. 社内の担当者が孤立している(孤軍奮闘)

経営者が担当者を1名指名し、「あとは任せた」としてしまうケースです。DXは全社的な業務変革を伴うため、担当者一人の権限やスキルでは壁にぶつかり、精神的にも疲弊してしまいます。正解がなかなかわからない新しい取り組みには経営者が我慢強く支援する必要があります。

(図:DX推進の担当者が、孤立無援でシステムエラーと格闘し頭を抱えている様子)
(図:DX推進の担当者が、孤立無援でシステムエラーと格闘し頭を抱えている様子)

成果を出す企業が選ぶ「伴走支援(伴走型支援)」とは?


これら失敗を防ぐ鍵が、「伴走支援」です。 従来の「コンサルティング(正解を教えるだけ)」や「システム開発(作るだけ)」とは異なり、「貴社の一員のように同じ目線で、プロジェクトを並走して進める」スタイルを指します。

項目

一般的なシステム開発・コンサル

伴走支援(本記事の推奨)

関わり方

依頼されたものを作って納品

課題発見から定着まで一緒に汗をかく

ゴール

システムのリリース(納品)

ビジネス成果の創出・自走化

対応範囲

仕様書に書かれた範囲のみ

状況に応じて柔軟に施策を変更・提案

主語

「弊社(ベンダー)はやります」

「私たち(貴社とパートナー)と一緒にやりましょう」


中小企業が伴走支援を活用すべき3つのメリット


なぜ、リソースの限られた中小企業こそ、伴走支援が有効なのでしょうか。


1. 「プロの知見」を必要な分だけ借りられる

DX人材を正社員として採用するには、採用コストも人件費も高騰しており困難です。伴走支援なら、即戦力のプロの知見を、必要なフェーズで必要な分だけ活用できます。


2. 「第三者の視点」で社内を動かせる

社内の人間だけで業務フローを変えようとすると、現場の反発(現状維持バイアス)に遭いがちです。外部の専門家が客観的なデータや他社事例をもとに説明することで、現場の納得感を得やすくなり、プロジェクトが前に進みます。


3. 施策の「やりっぱなし」を防げる

DXは導入してからが本番です。「データを見て改善する」「現場の声を聞いて修正する」というPDCAサイクルを、パートナーがペースメーカーとなって回し続けることで、確実に成果へと近づけます。


成功事例から見る!伴走支援を活用したDXの進め方


実際に成果を出している企業は、最初から大規模な開発を行いません。「小さく始めて、伴走者と共に育てる」のが鉄則です。

(図:「スモールスタート」が、将来的に大きな成果い・仕組みへとつながっていく)
(図:「スモールスタート」が、将来的に大きな成果い・仕組みへとつながっていく)



STEP1:小さく始める(Small Start)

いきなり数百万円のシステムを入れるのではなく、まずは月額数千円〜数万円のクラウドツール(SaaS)から始めます。

  • マーケティング: HubSpot(無料版やStarter版は年数万円)

  • 営業管理/業務アプリ: kintone(1ユーザー年1.2−1.8万円)


これらを活用し、「まずは顧客情報の一元化のみ達成する」といった小さな成功体験を作ります。


STEP2:伴走支援パートナーと共に「運用」を設計する

ツールを入れる際、「どう使うか」をパートナーと一緒に設計します。

  • 現場が入力しやすい項目は?

  • どのデータを経営判断に使いたいか? 机上の空論ではなく、現場のリアリティに合わせた設計を行うことで、形骸化を防ぎます。


STEP3:改善を回しながら拡張する

運用を開始し、出てきた課題を一つずつ潰していきます。 「ここの入力が面倒」「もっとこんな集計がしたい」 伴走パートナーがいれば、こうした現場の要望を即座に設定に反映できます。この繰り返しが、自社にフィットした最強のシステムを作り上げます。


自社に合うパートナーの選び方


伴走支援を謳う会社は増えていますが、どこでも良いわけではありません。以下のポイントで選びましょう。

  • 「中小企業の実情」を理解しているか(大企業向けの理論を押し付けないか)

  • 特定のツールだけでなく、業務全体を見てくれるか

  • 「わからないこと」を質問しやすい雰囲気があるか

最も重要なのは、「同じゴールを見て、熱量を持って取り組んでくれるか」**という相性です。



まとめ:DXは一人で悩まず、プロと二人三脚で


中小企業のDX成功の秘訣は、高価なシステムでも優秀なDX担当者の採用でもなく、「信頼できる伴走パートナー」を見つけることです。

当社(TOKYO DIGITAL)は、中小企業の現場に入り込み、泥臭い業務改善から最新ツールの活用までをトータルで支援する「伴走のプロフェッショナル」です。 「何から手をつければいいかわからない」という段階でも構いません。まずは現状の課題をお聞かせください。



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