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【徹底解説】HubSpotでできること8選|無料&Starterで実現する「集客〜営業」自動化ガイド

更新日:1月18日

「HubSpot(ハブスポット)というツールが良いと聞くけれど、具体的に何ができるの?」 「機能が多すぎて、自社に必要なものがどれかわからない」 「便利なのは知っているけれど、費用が高そうで導入に踏み切れない…」

DX(デジタルトランスフォーメーション)やWebマーケティングの強化を検討中の担当者様から、このような声をよく耳にします。

結論から申し上げます。HubSpotは、「集客から受注、その後の顧客サポートまでを一元管理できるプラットフォーム」です。そして驚くべきことに、その主要な機能の多くは、無料プラン、もしくは月額数千円〜という安価な「Starterプラン」で十分に利用可能です。


本記事では、「HubSpotでできること」を8つの主要機能に絞って徹底解説します。Web制作の知識がない方でも実践できるフォームやLPの作成から、メール配信、そしてkintoneと連携した日本流の高度なデータ管理まで、明日から使える活用術をご紹介します。


1. HubSpotとは?「できること」の全体像


具体的な機能の説明に入る前に、HubSpotの全体像を整理しておきましょう。

HubSpotは、単なる「メール配信ツール」や「SFA(営業支援システム)」ではありません。中心に**「CRM(顧客関係管理)データベース」**があり、その周囲にマーケティング、営業、コンテンツ管理、カスタマーサービスなどの機能が統合された「プラットフォーム」です。

最大の特徴は、「すべての顧客データがつながっていること」です。 例えば、「Aさん」という顧客がいた場合、HubSpotを使えば以下の情報がひとつの画面で時系列に見えます。

  • マーケティング部門の情報: どのWebフォームから問い合わせがあったか、どのメルマガを開封したか

  • 営業部門の情報: 担当者がいつ電話をしたか、商談の進捗状況はどうか

  • サポート部門の情報: 過去にどんな問い合わせ(チケット)があったか

これにより、部門間の壁(サイロ化)を取り払い、顧客一人ひとりに最適な対応が可能になります 。


それでは、このプラットフォームを使って具体的に何ができるのか、8つの機能を見ていきましょう。


2. 【集客】専門知識ゼロで「フォーム」と「LP」を作成


Web集客の第一歩は、見込み客(リード)の情報を獲得する「受け皿」を作ることです。通常、Web制作会社やエンジニアに依頼する必要がありますが、HubSpotなら担当者が一人で、しかもノーコードで作成できます。


① フォーム作成(問い合わせ・資料請求)

Webサイトに設置する「お問い合わせフォーム」や「資料請求フォーム」を、直感的なドラッグ&ドロップで作成できます。

  • ここがすごい!:

    • 「氏名」「会社名」「メールアドレス」などの項目をパズルのように配置するだけ。HTML/CSSの知識は不要です。

    • 作成したフォームは埋め込みコードが発行されるため、WordPressなどで作られた既存の自社サイトに簡単に設置できます。

    • 【自動CRM登録】: これが最大のご利益です。フォームに入力された情報は、自動的にHubSpotのCRM(顧客リスト)に登録されます。「メールで届いた通知を見て、手作業でExcelや管理表に転記する」という無駄な作業と入力ミスがゼロになります。


② LP作成(資料ダウンロード・セミナー申込)

「新商品のキャンペーンページを作りたい」「来月のセミナー募集ページを急ぎで用意したい」。そんな時も、HubSpotなら社内で内製化できます。

  • ここがすごい!

    • プロのデザイナーが作成した豊富なテンプレートから選び、画像やテキストを差し替えるだけで、デザイン性の高いランディングページ(LP)が完成します 。


    • スマホやタブレットでの表示に自動対応する「レスポンシブデザイン」も標準装備。

    • Starterプラン以上であれば、自社の独自ドメインで公開することも可能です。


3. 【育成】顧客の心を掴む「メルマガ」と「自動化」


集めた見込み客を放置していては意味がありません。HubSpotの強みである「育成(ナーチャリング)」機能を使って、顧客との関係を深めましょう。


③ メルマガ配信(Eメールマーケティング)

一斉配信のメルマガも、HubSpotなら簡単かつ効果的に行えます。

  • ここがすごい!

    • ドラッグ&ドロップのエディタで、画像入りの美しいHTMLメールが簡単に作れます。

    • 「開封率」「クリック率」などの分析データが自動で集計されます。「誰が」「いつ」クリックしたかまで分かるため、関心が高い顧客を見逃しません。

    • コスト: 無料版でも月2,000通まで送信可能ですが、Starterプランにすると送信数の上限が大幅に増え、HubSpotのロゴを非表示にして自社のブランディングを強化できます。


④ 自動ワークフロー(ステップメール・自動返信)

「資料請求があったらお礼メールを送る」「3日後に事例紹介メールを送る」。こうした定型作業を自動化するのがワークフロー機能です。


  • ここがすごい!

    • フォームフォローアップ: Starterプランでは、フォーム送信をトリガーとしたシンプルな自動返信メール(サンクスメール)を設定できます。夜間や休日の問い合わせにも即座に対応できるため、顧客満足度が向上します。


    • 高度な自動化(Professional以上): 上位プランになれば、「メールを開封しなかった人にだけ別のメールを送る」「スコアが高い人を自動で営業担当に割り当てる」といった複雑な条件分岐も可能です 。まずはStarterの簡易自動化から始めて、効果が出たら上位プランへ移行するのが賢い使い方です。


4. 【営業】「共通インボックス」と「予約カレンダー」で効率化


マーケティング部門が集めたリードを、営業部門がいかに効率よくさばくか。HubSpotには営業活動(セールス)を支援する機能も満載です。


⑤ 共通インボックス(チームメール管理)

「info@」や「support@」などの代表メールアドレス宛の問い合わせを、チーム全員で共有・管理できます。

  • ここがすごい!

    • 個人のメールソフト(OutlookやGmail)ではなく、HubSpot上の「共有トレイ」で管理します。

    • 「誰が対応中か」「未対応はどれか」がひと目で分かるため、二重対応や返信漏れを防げます 。


    • メール画面のすぐ横に、その顧客の過去の履歴(Web閲覧履歴や商談状況)が表示されるため、文脈を踏まえた的確な返信が可能です。


⑥ ミーティング予約カレンダー

営業担当者の悩みの種である「日程調整メールの往復」をなくします。

  • ここがすごい!

    • GoogleカレンダーやOutlookカレンダーと連携し、自分の「空き時間」だけを表示する予約ページのURLを発行できます。

    • お客様にURLを送り、都合の良い時間を選んでもらうだけで、双方のカレンダーへの登録と、Web会議URL(Zoomなど)の発行までが自動で完了します。

    • この機能は無料プランから利用可能です。これを使うだけで、アポイント調整の工数が劇的に削減されます。


5. 【接客】24時間対応の「チャットボット」

Webサイトを訪問してくれたお客様に対し、リアルタイムで接客を行う機能です。


⑦ チャットボット・有人チャット

Webサイトの右下に表示されるチャットウィジェットを簡単に設置できます。

  • ここがすごい!

    • 有人チャット: 営業時間中は担当者がリアルタイムで質問に回答できます。

    • ボット: 夜間や休日は、シナリオ型ボットが自動対応。「資料請求ですか?見積もりですか?」とヒアリングし、担当者へのチケット発行や資料の案内を自動で行います 。

    • これにより、Webサイトからの離脱を防ぎ、リード獲得のチャンスを最大化します。


6. 気になる費用は?「まずはStarter」が正解な理由


ここまで紹介した機能の多くは、高額なエンタープライズ版でなくても利用できます。


⑧ コスパ最強のStarterプラン

HubSpotには無料版(Free)もありますが、ビジネスで本格的に使うなら「Starter(スターター)」プランが圧倒的におすすめです。


  • 価格: 製品の組み合わせによりますが、月額数千円(例:月額2,400円〜5,400円程度 )から利用可能です。


  • Starterでできること(無料版との違い):

    • HubSpotのロゴ(ブランディング)を削除できる。

    • メール送信数や登録リスト数の上限が緩和される。

    • フォームのフォローアップメール(簡易自動化)が使える。

    • LPを独自ドメインで公開できる。


いきなり数十万円のプランを契約する必要はありません。「まずは安価なStarterでスモールスタートし、成果が出たら上位プランへ」という拡張性の高さが、HubSpotが中小企業に適したマーケティングツールである理由です。


7. 【発展編】kintoneとのデータ連携でもっと便利に

最後に、日本企業にとって非常に重要な**「kintone(キントーン)」との連携**について解説します。

「HubSpotは便利そうだけど、ウチは販売管理や日報でkintoneを使っているから…」 そう悩む必要はありません。実は、「集客(攻め)はHubSpot」「管理(守り)はkintone」と使い分けるのが、最も効率的な運用方法と考えられます。


なぜ連携するのか?

HubSpotはマーケティングに強く、kintoneは日本独自の商習慣に合わせた業務アプリ作成(見積書作成、契約管理など)に強いという特徴があります。これらを連携させることで、お互いの強みを活かせます。

連携でできること

TOKYO DIGITALなどのパートナー企業が提供する連携ソリューションやプラグインを使えば、以下のようなことが実現します。

  1. データの自動同期: HubSpotのフォームから入った顧客情報を、自動でkintoneの「顧客台帳アプリ」に同期。入力の手間とミスをなくします 。


  2. kintone上でHubSpotのデータを見る: kintoneの顧客詳細画面に、HubSpotが取得した「Webアクセス履歴」「メール開封状況」「スコア」などを直接表示できます 。 営業担当者は、使い慣れたkintoneの画面を見ながら、「このお客様は料金ページを3回も見ているから、今すぐ電話しよう」といった攻めのアプローチが可能になります。


まとめ:HubSpotで「作る」から「繋げる」へ


HubSpotでできることは、単なるツール機能の羅列ではありません。 「専門知識なしで集客の仕組みを作り(フォーム・LP)」 「自動で顧客を育て(メール・ワークフロー)」 「営業を効率化し(インボックス・予約)」 「既存のkintoneなどのシステムと繋げてデータを活かす」 これら一連のプロセスを実現することこそが、HubSpotの真価です。

まずは無料版、あるいはランチ数回分のコストで始められるStarterプランで、これらの機能を体感してみてください。「ITツールは難しそう」と思っていたそのイメージが、きっと覆るはずです。

もし、「自社に最適なプランが知りたい」「kintoneとの連携について具体的に相談したい」という場合は、HubSpotとkintone両方の認定パートナー(Official Partner)である専門家に相談することをおすすめします。あなたの会社の業務フローに合わせた、無駄のない最適な導入方法が見つかるでしょう 。



 
 
 

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