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HubSpotフォームの作り方完全ガイド|kintoneへデータを自動転記する「裏技」も解説

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「Webサイトにおしゃれなお問い合わせフォームを設置したい」 「でも、専門知識がないから難しいコードは書けない…」

そんな時に便利なのが、HubSpot(ハブスポット)の無料フォーム作成機能です。 ドラッグ&ドロップだけで、誰でも簡単にプロ仕様のフォームが作れるため、多くの中小企業で採用されています。

しかし、フォームを作って終わりではありません。 「届いた問い合わせデータを、どうやって社内の管理システム(kintoneなど)に移すか?」 ここを考えておかないと、毎日メールを見ながらの手入力地獄が待っています。

本記事では、HubSpotフォームの基本的な作り方はもちろん、入力されたデータをkintoneへ自動転記して業務を自動化する方法まで、一歩踏み込んだ活用術を解説します。


3分で完了!HubSpotフォームの作り方(基本編)


まずは、基本となるフォームの作成手順を解説します。HubSpotの無料アカウントがあれば誰でも作成可能です。


手順1:作成画面を開く

HubSpotにログインし、メニューの**[マーケティング]>[リード情報の収集]>[フォーム]をクリックします。右上の[フォームを作成]**ボタンを押しましょう。


手順2:フォームのタイプを選ぶ

Webサイトに埋め込む場合は**「埋め込みフォーム」**を選択します。 ※LPとして独立したページを作りたい場合は「スタンドアロンページ」を選びます。


手順3:項目をドラッグ&ドロップで配置

左側のメニューから、必要な項目(氏名、メールアドレス、電話番号など)を選び、右側のプレビュー画面へドラッグ&ドロップします。 「必須項目にする」「プレースホルダー(入力例)を入れる」といった設定も、クリック一つで可能です。


手順4:Webサイトに設置する

完成したら右上の[公開]ボタンを押し、発行された「埋め込みコード」をコピーします。 あとはWordPressなどのWebサイトのHTMLに貼り付けるだけで、フォームが表示されます。

図:ドラッグ&ドロップで直感的にフォームを作成している様子
図:ドラッグ&ドロップで直感的にフォームを作成している様子

「作った後」が重要!データ管理の落とし穴


フォームが無事完成し、Webサイトに設置できました。ここからが本題です。 お客様から問い合わせが来たとき、そのデータはどうなっていますか?

図:手動でのデータ入力作業に追われ、疲弊している担当者
図:手動でのデータ入力作業に追われ、疲弊している担当者

多くの企業で起きているのが、以下のような「アナログ管理」の悲劇です。


  1. 問い合わせ通知メールが届く。

  2. 担当者がメールを開き、内容をコピーする。

  3. Excelやkintoneを開き、手動でペーストして保存する。


これでは、「対応が遅れる」「コピペミスが起きる」「休日は対応が止まる」という問題が発生します。せっかくHubSpotでいいフォームを作っても、裏側の業務フローがボロボロでは意味がありません。


解決策:HubSpotとkintoneを「自動連携」させる


この問題を解決するのが、HubSpotに入ってきたデータを、即座にkintone(キントーン)へ飛ばす**「自動連携」**です。

連携設定を行うと、以下のようなフローが全自動で回るようになります。

  1. お客様がフォーム送信(24時間365日受付)

  2. HubSpotがデータをキャッチ

  3. 連携ツールがkintoneへ転送

  4. kintoneにレコードが自動作成され、営業担当に通知

これなら、担当者が寝ていても、会議中でも、データは正確にkintoneに蓄積されます。


どうやって連携するの?おすすめの方法2選


「連携って、プログラミングが必要なんでしょ?」 いいえ、今は**「ノーコード」**で簡単に連携できるツールが充実しています。


方法1:Yoom(ユーム)やZapier(ザピアー)を使う【推奨】

これらは、異なるアプリ同士をつなぐ「コネクタ」の役割をするツールです。 「HubSpotでフォーム送信があったら」→「kintoneに追加する」という指示をマウス操作で作るだけで連携が完成します。自由度が高く、通知設定なども細かくできるのが特徴です。


方法2:HubSpot公式の「kintone連携アプリ」を使う

HubSpotのアプリマーケットプレイスにある公式連携機能です。設定は簡単ですが、「コンタクト情報」の同期がメインとなるため、「問い合わせ内容を案件管理アプリに入れたい」といった細かい要望には対応できない場合があります。


まとめ:フォーム作成は「入り口」、連携は「出口」


HubSpotのフォーム機能は非常に優秀です。しかし、それを「入り口」として集めた大切な顧客データを、「出口」であるkintoneへスムーズに流してこそ、ビジネスの成果につながります。

  1. HubSpotで、入力しやすいフォームを作る(集客)

  2. kintoneへ、データを自動で流す(管理)

  3. 空いた時間で、お客様への対応スピードを上げる(成約)

この「勝ちパターン」を構築しましょう。


「自社に最適な連携方法がわからない」「設定を丸投げしたい」という方は、TOKYO DIGITALまでお気軽にご相談ください。フォーム作成からkintone連携まで、貴社の業務フローを最適化します。


[CTAボタン:HubSpotフォーム×kintone連携の無料相談はこちら]

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