【初心者向け】HubSpotでできること一覧:無料から使える基本機能
- TokyoConsulting0707
- 2 日前
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「顧客管理をExcelからシステムに移行したいが、コストはかけたくない」 「Webサイトからの問い合わせを増やしたいが、やり方がわからない」そんな中小企業の悩みを一挙に解決できるツールとして、世界中でシェアを伸ばしているのが「HubSpot(ハブスポット)」です。
「高機能なマーケティングツール」というイメージが強いかもしれませんが、実は「中小企業こそ、まずは無料で使うべき最強のツール」であることをご存知でしょうか?
本記事では、HubSpotの全体像を整理し、特に中小企業が「無料で」どこまで活用できるのか、その驚きの機能一覧と活用術を解説します。
そもそも、HubSpot(ハブスポット)とは?
HubSpotを一言で表すと、「マーケティングや営業、サポートなどに必要なすべての機能を、一つにまとめたプラットフォーム」です。
通常、Webサイト作成はA社、メール配信はB社、顧客管理はExcel…とツールがバラバラになりがちです。HubSpotはこれらをすべて統合し、一つの画面で管理できるようにしたものです。
最大の特徴は、中心にある「CRM(顧客関係管理)」機能が【無料】であることです。 この無料の土台の上に、必要に応じてより高度な有料機能を追加していく仕組みになっています。
HubSpotでできること一覧

1. コンタクト(顧客)管理
顧客の氏名、会社名、役職、メールアドレスなどの基本情報を一元化
メール開封やサイト訪問などの行動履歴も自動で記録→ 「誰がどこで自社に関心を示したか」がわかる
2. メルマガ配信
ドラッグ&ドロップで簡単にメール作成
セグメントごとのターゲティング配信
開封率やクリック率を自動で集計→ 効果測定に強い
3. フォーム作成
資料請求、セミナー申込、問い合わせフォームをノーコードで作成
Webサイトに埋め込める
入力データは自動でCRMに反映
4. ランディングページ(LP)作成
テンプレートを利用してデザイン性の高いページを作成
A/Bテストで最適化可能
リード獲得に直結するページをスピーディに公開できる
5. 統合インボックス
メール、チャット、SNSメッセージを1つの画面で管理
対応履歴をチームで共有できる
担当者への割り当ても簡単
驚きの「無料版(Free)」だけでここまでできる
「無料といっても、お試し期間があるだけでしょ?」 いいえ、違います。HubSpotのCRM機能は、期間無制限で、しかも登録件数100万件まで無料で使い続けられます。
無料で使える主な「神機能」は以下の通りです。
1. 顧客データの一元管理(CRM)
会社名、担当者名、電話番号などの基本情報はもちろん、「いつメールを開封したか」「いつWebサイトを見たか」という行動履歴まで自動で記録されます。 名刺管理ソフトやExcelはもう必要ありません。
2. Webサイトの「お問い合わせフォーム」作成
プログラミング知識がなくても、ドラッグ&ドロップだけで綺麗なお問い合わせフォームが作れます。 入力された情報は自動的に顧客リストに登録されるため、転記の手間もゼロになります。
3. ミーティング日程調整機能
「空いている日時をメールで往復して調整する」という無駄な作業がなくなります。 自分のカレンダーと連携した予約用URLをお客様に送り、好きな時間を選んでもらうだけで調整完了です。
さらに成果を出すための「主要機能(Hub)」
無料版で慣れてきたら、目的に合わせて機能を拡張することで、さらにビジネスを加速できます。中小企業によく使われるのは主に以下の2つです。
1. Marketing Hub(マーケティング・ハブ)
「見込み客を集める」ための機能群です。
ブログ作成: SEOに強いブログを簡単に投稿できる
メール配信: 顧客の属性に合わせて、デザイン性の高いメールを一斉配信
LP作成: キャンペーン用のランディングページを直感的に作成
2. Sales Hub(セールス・ハブ)
「商談を成約させる」ための機能群です。
案件管理: 商談の進捗(カンバン方式)を可視化
ドキュメント追跡: 送った見積書をお客様が「いつ・何分間見たか」を通知
自動化: 「資料請求が来たら自動でお礼メールを送る」といった作業をロボットにお任せ
kintoneなど、他ツールとの使い分けは?
「すでにkintoneを使っているけど、HubSpotも必要なの?」という質問をよくいただきます。 結論としては、「マーケティングのHubSpot、営業のkintone」として併用するのがおすすめのパターンです。
HubSpot(マーケティング): Web集客、メール配信、見込み客の育成
kintone(営業): 案件管理、見積作成、日報、契約管理
それぞれが得意な領域を担当させ、データを連携させることで、低コストかつ高機能な環境が整います。
まとめ:まずは「無料アカウント」を作ってみよう
HubSpotは機能が多すぎて、「使いこなせるかな?」と不安になるかもしれません。 しかし、すべてを使う必要はありません。まずは無料アカウントを作成し、「顧客リストを入れる」「メルマガ配信を使ってみる」といった簡単なところから始めてみてください。
「自社に合った使い方がわからない」「kintoneとの連携方法を知りたい」という方は、ぜひTOKYO DIGITALの無料相談をご利用ください。貴社の課題に合わせた最適なツールの組み合わせをご提案します。






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