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HubSpot SFAとkintoneを徹底比較!中小企業が選ぶべき「いいとこ取り」の最強運用術

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「営業の進捗が見えないからSFAを導入したいが、HubSpotとkintoneで迷っている」 「kintoneは使っているけど、営業機能が物足りない気がする」

SFA(営業支援システム)の導入検討時、この2つのツールは必ず選択肢に上がります。 どちらも素晴らしいツールですが、得意な領域がまったく異なります。

結論から言えば、「どちらか一つを選ぶ必要はない」のです。実は、多くの成功している中小企業は、「集客に強いHubSpot」と「管理に強いkintone」を組み合わせて使っています。

本記事では、両者の違いを料金・機能面で徹底比較し、なぜ「連携」が最強の選択肢となるのか、その理由を解説します。


【比較表】HubSpot SFA vs kintone 徹底比較


まずは、両者の基本的な違いを表で見てみましょう。

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比較項目

HubSpot (Sales Hub)

kintone

ツールの種別

CRM/SFA(顧客・営業管理特化)

業務アプリ構築プラットフォーム

得意分野(強み)

「攻め」の営業・マーケティング


Web集客、メール追跡、商談管理

「守り」の業務管理・見える化


日報、見積作成、申請承認、案件管理

苦手分野(弱み)

日本独自の商習慣(複雑な帳票、承認フローなど)への対応

Web集客やメールマーケティングなどの「売るための機能」

初期費用

無料〜

無料

月額費用(目安)

無料版あり。


有料版は月額1,800円/1名〜


(Starter)

スタンダードコース:月額1,500円/1名


ライトコース:月額780円/1名


(最低5名〜)

カスタマイズ性

営業プロセスに特化した設定が可能

ドラッグ&ドロップで自由にアプリを作成可能


結論:

  • HubSpotは、見込み客を増やし、商談を効率よく進めるための「営業特化型ツール」です。

  • kintoneは、日報や見積りなど、あらゆる業務を自分たちでシステム化できる「業務改善プラットフォーム」です。


kintoneユーザーが「HubSpot」を導入すべき理由


すでにkintoneを使っている企業でも、HubSpotを導入するメリットは巨大です。なぜなら、kintoneだけではカバーしきれない「マーケティング領域」を強化できるからです。

kintoneは「発生した案件」を管理するのは得意ですが、「案件そのものを生み出す(集客する)」機能は弱いのが実情です。HubSpotを導入すれば、以下のことが可能になります。


  1. Webサイトからの自動集客

    • 専門知識なしでフォームやLPを作成し、見込み客を自動で集められます。

  2. 「今すぐ客」の自動検知

    • 「誰が・いつ・どのページを見たか」がわかるため、確度の高い顧客だけに効率よく営業できます。

  3. メール営業の効率化

    • 送ったメールが開封されたかどうかがわかるため、最適なタイミングで電話追撃ができます。


最強の選択肢!「HubSpot × kintone」連携活用術


では、両者を組み合わせると、どのような業務フローが実現するのでしょうか。 それが「HubSpotで集めて、kintoneで管理する」という「いいとこ取り」の運用です。

理想の連携フロー

  1. 【集客】HubSpot: Webサイトのフォームから問い合わせが入る。

  2. 【連携】自動同期: 顧客データが瞬時にkintoneの「案件管理アプリ」に自動登録される。

  3. 【営業】kintone: 営業担当がkintoneで商談の進捗(アポ→見積→成約)を管理する。

  4. 【分析】HubSpot: 成約した顧客が、過去にどんなWebページを見ていたかを分析し、次の集客施策に活かす。


この連携により、「入力の手間ゼロ」で「営業とマーケティングの情報共有」が完了します。データがリアルタイムに同期されるため、二重入力のストレスからも解放されます。


HubSpotで集客し、kintoneで案件を管理する連携フローの図
HubSpotで集客し、kintoneで案件を管理する連携フローの図

まとめ:迷ったら「連携」が正解。まずは無料版から


「HubSpotかkintoneか」という二者択一ではありません。 「攻めのHubSpot」と「守りのkintone」を組み合わせることこそが、中小企業の営業DXを成功させる最短ルートです。

HubSpotには高機能な無料版があり、kintoneもスモールスタートが可能です。まずは両方を触ってみて、連携のメリットを体感してみてください。

「自社に最適な連携方法がわからない」「設定をプロに任せたい」 そうお考えの方は、TOKYO DIGITALまでお気軽にご相談ください。貴社の課題に合わせた最適なツール構成と運用フローをご提案します。



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