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【事例集】kintone導入で何が変わる?中小企業の劇的ビフォーアフター成功事例3選

更新日:2 日前

「kintone(キントーン)が良いと聞くけれど、具体的にウチの会社でどう役立つのかイメージが湧かない」 「導入して失敗したらどうしよう…」

新しいシステムの導入には不安がつきものです。しかし、多くの成功企業も最初は同じ悩みを抱えていました。

kintoneが選ばれる最大の理由は、「自社の業務に合わせて、後からいくらでもカイゼンできること」にあります。

今回は、私たち(TOKYO DIGITAL)が支援してきた現場の中から、特によくある課題を解決した3つの成功事例(モデルケース)をご紹介します。 「Excel地獄」「紙・FAX文化」「言った言わない問題」。これらがどう解消されたのか、Before/Afterをご覧ください。


【事例1】建設業・A社(従業員30名)のケース


課題:現場の日報が「紙とFAX」で、集計に毎月3日かかっていた


Before(導入前)

現場監督は毎日、手書きの日報を事務所にFAXしていました。事務員はそのFAXを見ながらExcelに手入力。字が読めずに電話で確認したり、FAXが届いていないトラブルも頻発し、月末の集計作業は残業続きでした。


After(導入後):スマホで「現場から送信」して直行直帰!

kintoneでスマホ対応の「日報アプリ」を作成。

  • 現場の変化: 写真を撮ってそのまま日報に添付し、送信ボタンを押すだけで完了。事務所に戻る必要がなくなり、直行直帰が可能に。

  • 事務所の変化: FAXからの転記作業がゼロに。データは自動で集計されるため、リアルタイムで各現場の稼働状況が見えるようになりました。


【ここがポイント】 いきなり複雑な機能を作らず、「写真+一言コメント」だけでOKというシンプルな入力ルールから始めたことで、ITに不慣れな職人さんにも定着しました。


【事例2】卸売業・B社(従業員15名)のケース


課題:顧客情報が担当者の「手帳」や「個人のExcel」にしかなく、属人化していた


Before(導入前)

「あの件、どうなってる?」と社長が聞いても、担当者が不在だと誰もわからない状態。担当者が退職した際、過去の商談履歴や重要顧客の好みが引き継がれず、クレームや失注につながっていました。


After(導入後):顧客対応履歴を「チーム全員」でシェア

kintoneで「顧客管理・案件管理アプリ」を導入。

  • 営業の変化: 外出先からスマホで過去の履歴を確認できるため、商談前にお客様の状況を把握できるように。

  • 経営の変化: 担当者ごとの売上見込みがグラフで自動表示されるようになり、精度の高い売上予測ができるようになりました。


【ここがポイント】 Excelからの移行でしたが、kintoneは画面の見栄えをExcelに似せて作ることができるため、抵抗感なくスムーズに移行できました。



【事例3】製造業・C社(従業員50名)のケース

課題:申請書のハンコリレーのために、わざわざ出社していた


Before(導入前)

備品購入や休暇申請はすべて紙の申請書。上司が出張中だと承認が止まり、業務が滞っていました。また、コロナ禍でも「ハンコを押すためだけに出社する」という無駄が発生していました。


After(導入後):承認フローをデジタル化し、決裁スピードが3倍に

kintoneの「プロセス管理」機能を使い、申請業務を完全ペーパーレス化。

  • 社員の変化: スマホからポチッと申請でき、承認されたら通知が来るのでストレスフリーに。

  • 管理の変化: 「今、誰のところで承認が止まっているか」が一目でわかるようになり、業務の停滞が解消されました。


成功事例に共通する「失敗しない導入のコツ」


これら成功事例には、共通点があります。それは、最初から100点満点のシステムを作ろうとしなかったことです。

  1. 小さく始める(スモールスタート) まずは「日報だけ」「交通費申請だけ」など、一つの業務に絞って導入します。

  2. 現場主導で改善する 使ってみて出てきた「ここは使いにくい」「もっとこうしたい」という現場の声を、すぐに設定に反映させます(アジャイル開発)。

システムに業務を合わせるのではなく、「自分たちの業務に合わせてシステムを育てる」ことができるのがkintoneの最大の強みです。


まとめ:まずは一つの課題解決から始めよう


kintone導入の成功事例を見てきましたが、どの企業も最初の一歩は「今の面倒な作業を少し楽にしたい」というシンプルな動機でした。

弊社(TOKYO DIGITAL)では、貴社の業務課題をヒアリングし、「どの業務からkintone化すべきか」「どうすれば現場に定着するか」をご提案します。 まずは無料相談で、貴社の悩みをお聞かせください。


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