kintoneとHubSpotを導入したけど成果が出ない?中小企業にありがちな原因と対策
- TokyoConsulting0707
- 9月10日
- 読了時間: 2分
「せっかくkintoneとHubSpotを導入したのに、思ったように成果が出ていない…」そんな声を中小企業からよく耳にします。
実は、ツール自体の性能に問題があるわけではなく、導入の仕方や運用の仕組みに課題があるケースがほとんどです。この記事では、中小企業が陥りがちな失敗パターンと、それを解決するための現実的な対策を紹介します。
原因1:現場に浸透していない
「結局Excelで管理してしまう」「入力が面倒で使われない」──これは典型的なケースです。
対策
入力項目は最小限に絞る
最初は営業チームの中で1〜2人に使ってもらい、成功体験を共有する
UIをシンプルに設計する
原因2:データ設計が複雑すぎる
最初から項目を大量に作り込みすぎると、現場が混乱します。
対策
まずは「会社名」「担当者名」「メール」「案件ステータス」程度に絞る
成果が出始めた段階で徐々に拡張する
原因3:営業とマーケの連携がない
HubSpotでリードは獲得できても、営業にうまく引き渡せない。逆に営業の進捗がマーケに共有されない。
対策
MQL(マーケティングリード)とSQL(営業リード)の基準を決める
kintoneで進捗を可視化し、マーケも閲覧できるようにする
原因4:運用担当者に負荷が集中
1人の担当者に「マーケも営業支援も全部任せる」と、知識もリソースも不足します。
対策
専門的な設計や初期設定は伴走支援に任せる
社内では「入力と日常運用」だけに集中する
まとめ
成果が出ないのはツールのせいではなく、運用体制の問題であることが多いのではないかと思います。外部の伴走支援をうまく活用し、シンプルに始めることが中小企業にとっての最短ルートではないでしょうか。







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