HubSpotフォームとkintoneアプリをつなげて「問い合わせ管理」を自動化する方法
- TokyoConsulting0707
- 9月10日
- 読了時間: 3分
更新日:2 日前
「Webサイトから問い合わせが来たら、メールを見てkintoneに手入力している」 「入力ミスがあったり、対応が遅れてクレームになったりしたことがある」もし、貴社がこのような運用をしているなら、今すぐ自動化すべきです。 「問い合わせ対応」はスピードが命。担当者がメールに気づいてから入力を始めていては、その間に見込み客の熱量は下がってしまいます。
解決策はシンプルです。「HubSpotのフォーム」と「kintoneのアプリ」をつなぐだけ。
本記事では、お客様がフォームに入力した瞬間に、kintoneにデータが自動で登録され、担当者に通知が飛ぶ仕組みの作り方を解説します。
なぜ、「手動入力」はやめるべきなのか?
「1日数件なら手動でもいいじゃないか」と思われるかもしれません。しかし、手動運用には3つの大きなリスクが潜んでいます。
タイムラグによる機会損失
休日や夜間に問い合わせがあった場合、翌営業日まで対応が止まってしまいます。自動化なら、即座にサンクスメールを送り、kintoneにも登録されます。
転記ミス(ヒューマンエラー)
「電話番号を一桁間違えた」「メールアドレスをコピペミスした」。これだけで、せっかくの商談チャンスがゼロになります。
属人化の温床
「あの問い合わせ、誰が対応した?」担当者のメールボックスにしか履歴がないと、チームでフォローすることができません。
これらを解消するのが、HubSpotとkintoneの自動連携です。
Hubspotフォーム作成とkintone連携の流れ
HubSpotで問い合わせフォームを作成
顧客が入力すると、HubSpotに自動登録
プラグインやiPaaS経由でkintoneの問い合わせアプリに登録
営業担当へ自動通知
連携の全体像:どうやってデータが飛ぶの?
仕組みは非常にシンプルです。 間に「コネクタ(連携ツール)」を挟むことで、異なるメーカーのソフト同士をつなぎます。
【入り口】HubSpotフォーム
お客様がWebサイトでお名前や問い合わせ内容を入力し、送信ボタンを押す。
【橋渡し】連携ツール(Zapier / Yoom / Makeなど)
「HubSpotで送信があった」ことを検知し、そのデータをキャッチしてkintoneへ投げる。
【ゴール】kintoneアプリ
受け取ったデータで新しいレコードを自動作成し、営業担当に「新規問い合わせあり!」と通知を送る。
この流れが、人が寝ている間も24時間365日、全自動で行われます。
3ステップで完了!連携設定の流れ
ここでは、一般的な連携ツール(ZapierやYoomなど)を使った場合の設定手順を解説します。プログラミングは一切不要です。
ステップ1:HubSpotとkintoneで「受け皿」を用意する
まず、双方で項目を合わせます。
HubSpot側: フォームを作成(氏名、メール、電話番号、問い合わせ内容)
kintone側: アプリを作成(氏名、メール、電話番号、問い合わせ内容) ※この時、kintoneの「フィールドコード」をわかりやすい名前にしておくと後が楽です。
ステップ2:連携ツールで「トリガー(引き金)」を設定する
連携ツールにログインし、「HubSpot」を選びます。
トリガー条件:「New Form Submission(新しいフォーム送信)」を選択。
対象のフォームを指定します。
ステップ3:連携ツールで「アクション(動作)」を設定する
次に、「kintone」を選びます。
アクション:「Create Record(レコードの作成)」を選択。
データの紐付け:「HubSpotの氏名」を「kintoneの氏名」に入れる…というように、パズルのように項目を合わせます。
これで保存して「ON」にすれば連携完了です!
まとめ:自動化で「攻めの営業」に集中しよう
この連携を行うだけで、入力作業にかかっていた時間は「ゼロ」になります。 空いた時間は、ただの転記作業ではなく、お客様への提案内容を考えたり、素早く電話をかけたりする「本来の営業活動」に使いましょう。
「設定方法が難しそうで不安」「自社に最適な連携ツールを選んでほしい」 そうお考えの方は、ぜひTOKYO DIGITALの無料相談をご活用ください。貴社の環境に合わせた最適な自動化フローを構築・サポートいたします。







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