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HubSpotフォームとkintoneアプリをつなげて「問い合わせ管理」を自動化する方法

更新日:2 日前

「Webサイトから問い合わせが来たら、メールを見てkintoneに手入力している」 「入力ミスがあったり、対応が遅れてクレームになったりしたことがある」もし、貴社がこのような運用をしているなら、今すぐ自動化すべきです。 「問い合わせ対応」はスピードが命。担当者がメールに気づいてから入力を始めていては、その間に見込み客の熱量は下がってしまいます。

解決策はシンプルです。「HubSpotのフォーム」と「kintoneのアプリ」をつなぐだけ。

本記事では、お客様がフォームに入力した瞬間に、kintoneにデータが自動で登録され、担当者に通知が飛ぶ仕組みの作り方を解説します。


なぜ、「手動入力」はやめるべきなのか?


「1日数件なら手動でもいいじゃないか」と思われるかもしれません。しかし、手動運用には3つの大きなリスクが潜んでいます。

  1. タイムラグによる機会損失

    • 休日や夜間に問い合わせがあった場合、翌営業日まで対応が止まってしまいます。自動化なら、即座にサンクスメールを送り、kintoneにも登録されます。

  2. 転記ミス(ヒューマンエラー)

    • 「電話番号を一桁間違えた」「メールアドレスをコピペミスした」。これだけで、せっかくの商談チャンスがゼロになります。

  3. 属人化の温床

    • 「あの問い合わせ、誰が対応した?」担当者のメールボックスにしか履歴がないと、チームでフォローすることができません。

これらを解消するのが、HubSpotとkintoneの自動連携です。


Hubspotフォーム作成とkintone連携の流れ

  1. HubSpotで問い合わせフォームを作成

  2. 顧客が入力すると、HubSpotに自動登録

  3. プラグインやiPaaS経由でkintoneの問い合わせアプリに登録

  4. 営業担当へ自動通知


連携の全体像:どうやってデータが飛ぶの?


仕組みは非常にシンプルです。 間に「コネクタ(連携ツール)」を挟むことで、異なるメーカーのソフト同士をつなぎます。

  1. 【入り口】HubSpotフォーム

    • お客様がWebサイトでお名前や問い合わせ内容を入力し、送信ボタンを押す。

  2. 【橋渡し】連携ツール(Zapier / Yoom / Makeなど)

    • 「HubSpotで送信があった」ことを検知し、そのデータをキャッチしてkintoneへ投げる。

  3. 【ゴール】kintoneアプリ

    • 受け取ったデータで新しいレコードを自動作成し、営業担当に「新規問い合わせあり!」と通知を送る。

この流れが、人が寝ている間も24時間365日、全自動で行われます。



3ステップで完了!連携設定の流れ

ここでは、一般的な連携ツール(ZapierやYoomなど)を使った場合の設定手順を解説します。プログラミングは一切不要です。


ステップ1:HubSpotとkintoneで「受け皿」を用意する

まず、双方で項目を合わせます。

  • HubSpot側: フォームを作成(氏名、メール、電話番号、問い合わせ内容)

  • kintone側: アプリを作成(氏名、メール、電話番号、問い合わせ内容) ※この時、kintoneの「フィールドコード」をわかりやすい名前にしておくと後が楽です。


ステップ2:連携ツールで「トリガー(引き金)」を設定する

連携ツールにログインし、「HubSpot」を選びます。

  • トリガー条件:「New Form Submission(新しいフォーム送信)」を選択。

  • 対象のフォームを指定します。


ステップ3:連携ツールで「アクション(動作)」を設定する

次に、「kintone」を選びます。

  • アクション:「Create Record(レコードの作成)」を選択。

  • データの紐付け:「HubSpotの氏名」を「kintoneの氏名」に入れる…というように、パズルのように項目を合わせます。

これで保存して「ON」にすれば連携完了です!


まとめ:自動化で「攻めの営業」に集中しよう


この連携を行うだけで、入力作業にかかっていた時間は「ゼロ」になります。 空いた時間は、ただの転記作業ではなく、お客様への提案内容を考えたり、素早く電話をかけたりする「本来の営業活動」に使いましょう。

「設定方法が難しそうで不安」「自社に最適な連携ツールを選んでほしい」 そうお考えの方は、ぜひTOKYO DIGITALの無料相談をご活用ください。貴社の環境に合わせた最適な自動化フローを構築・サポートいたします。



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