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【入門】kintoneとは?できること・特徴・活用事例まとめ

更新日:2 日前

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「顧客リストが担当者ごとのExcelに散らばっていて、最新の情報がわからない」 「日報がFAXや紙で届き、集計作業だけで残業になっている」

中小企業の現場でよくある、こうした「アナログ管理の限界」。 これを解決するためにシステムを導入しようとしても、「開発費が高い」「ITに詳しい人がいないと使えない」と諦めてはいませんか?

そんな中小企業の救世主として選ばれているのが、サイボウズ社が提供する「kintone(キントーン)」です。

本記事では、なぜ今kintoneがこれほど支持されているのか、その「決定的な3つの特徴」と、実際に現場がどう変わるのかという「活用事例」を、専門用語を使わずに解説します。


そもそも、kintone(キントーン)とは?


一言で言えば、「プログラミングの知識がなくても、自社の業務に合わせたシステム(アプリ)が作れるクラウドサービス」です。

従来のシステム開発は、プロのエンジニアに依頼して何ヶ月もかけて作ってもらう「フルオーダーメイド」か、既製品のパッケージソフトに自分たちの業務を合わせる「既製服」のどちらかでした。

kintoneはその中間、いわば「自分たちで自由にカスタマイズできるDIYキット」のようなものです。 「日報」「案件管理」「交通費申請」など、必要なアプリをドラッグ&ドロップでパズルのように組み立てるだけで、その日から使い始めることができます。


kintoneが中小企業に選ばれる「3つの特徴」


1. 「脱・Excel」に最適!データ共有が圧倒的に楽になる

Excelは「個人の作業」には向いていますが、「チームでの共有」には不向きです。

  • 「誰かがファイルを開いていて編集できない」

  • 「『最新』『最新2』とファイルが増えてどれが本物かわからない」 kintoneなら、Webブラウザ上で全員が同じデータにアクセス・同時編集が可能です。常に最新の情報が一箇所にあるため、「あのファイルどこ?」という会話が社内から消えます。


2. 現場主導で「小さく始めて、育てられる」

これが最大の強みです。最初から100点満点のシステムを作る必要はありません。 「まずは日報だけ」「次は見積書管理も」といったように、必要な業務からスモールスタートできます。 使ってみて「この項目も欲しいね」となれば、現場の担当者がマウス操作ですぐに追加・修正(アジャイル開発)が可能です。


3. 「コミュニケーション」機能でチームが動く

ただデータを記録するだけではありません。kintoneには、データごとにチャットができる「コメント機能」がついています。 例えば、営業マンが登録した商談記録に対して、上司が「この件、以前の事例が使えるよ」と直接アドバイスを送ることができます。 「報告・連絡・相談」がシステムの中で自然に完結するため、メールや電話の手間が激減します。


kintoneで何ができる?具体的な活用事例


では、実際にどのような業務で使われているのでしょうか。代表的な3つのパターンを紹介します。


事例1:【営業・顧客管理】属人化からの脱却

  • Before: 担当者が退職すると、顧客とのやり取りや好みがわからず引き継ぎに失敗。

  • After: kintoneの「案件管理アプリ」に商談履歴をすべて記録。誰が見ても「いつ・誰が・何を話したか」が一目瞭然になり、チーム全体で顧客をフォローできる体制に。


事例2:【現場日報】スマホで直行直帰を実現

  • Before: 現場監督が、日報を書くためだけに毎日夕方事務所に戻り、FAXを送っていた。

  • After: スマホ対応のkintoneアプリで、現場から写真を撮って送信するだけで報告完了。移動時間がなくなり、残業時間が大幅に削減された。

(画像挿入箇所:建設現場でスマホを使って日報を送っている人のイメージ)


事例3:【申請承認】ハンコ出社の廃止

  • Before: 備品購入や休暇申請がすべて紙。上司が出張中だと承認が止まってしまう。

  • After: 「プロセス管理機能」で承認フローをデジタル化。スマホから申請・承認ができるようになり、決裁スピードが数倍にアップ。


まとめ:kintoneは「現場の工夫と改善」で進化していくツール


kintoneは、導入して終わりではありません。「現場のメンバーが自分たちで使いやすいように工夫し、育てていく」ことができる唯一無二のツールです。

「ウチの業務だと、どんなアプリが作れるの?」 「まずは無料のお試しで触ってみたい」

そう思われた方は、ぜひ一度ご相談ください。私たちTOKYO DIGITALは、kintoneの導入支援だけでなく、HubSpotなどの他ツールとの連携も含め、貴社の業務全体を最適化するご提案をいたします。



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